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読書レポート2

 前略(読書レポート )。

 50冊読んで紹介するのが3冊だけってのはどうなんだ、と思ったのでもう少しだけ。

とはいえ、前回張った読書リストを見れば明らかなように、雑誌やらも読書記録に含んでいるし、有名どころの作品も多く読んだため紹介できる本というのは意外と少ないのであった。

 

 

最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い

 

最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い (光人社NF文庫)

最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い (光人社NF文庫)

 

  著者は「碇 義朗」氏で強風から紫電紫電改へと至った経緯やその運用、特性などを記した作品です。まあ例によってぼくは運用よりも技術的な話の方が(以下略)なのですが、それを差し置いても興味深く、また感慨深いようなエピソードが含まれているのでとりあえず買って読んでください。技術的な話も多い(むしろこちらの方が多いかもしれない)ですし、一読に値する本だと思います。

 また、世傑のNo.124などと併せて読むのもおすすめです。書かれている内容がわりと被ったりはしていますが。

 

 次はコレ、

軍用機開発物語―設計者が語る秘められたプロセス (2)

 

  日本軍の航空機を設計した、もしくはそれに携わった方々がその飛行機について語ってくださいます。(2)なので当然(2)がついてない方(軍用機開発物語―設計者が語る秘められたプロセス (光人社NF文庫))もありますが、内容に直接のつながりはないのでどちらから読んでも大丈夫です。これもヒコーキオタクならとりあえず読んでおいて損はないでしょう。内容についてはとりあえず読んでくださいとしか言いようがありませんが、当然ながら技術的な話がメインで最高です。読んで後悔はしないと思います。読め。

 

デ・ハヴィランド シーヴィクセン (世界の傑作機No.177)

 

デ・ハヴィランド  シーヴィクセン (世界の傑作機 177)

デ・ハヴィランド シーヴィクセン (世界の傑作機 177)

 

  みんな大好き世界の傑作機です。取り上げられたヒコーキは激クソかっこいい全天候艦上ジェット戦闘機であるシーヴィクセン。日本語ウィキペッディアの記事はクソみたいに薄いですが、この本の内容は濃いです。素晴らしい。本文の「開発と各型」、「部隊と運用」は書いたのはみんな大好き岡部いさく先生、他の記事もいつもの世傑で情報量は十分です。鳥養先生の比較技術論、いつも導入に似たようなエピソード使ってますよね、どうでもいいけれど。

 唯一飛行可能なシーヴィクセン写真を用いたの細部解説もあって素晴らしいです。読みましょう。

 

 以上です。また本をたくさん読んだら適当に紹介します。